Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【ロシア】⑮クレムリン(1)

クレムリン

モスクワにある“中枢”的なイメージはあるものの、はっきりと理解していなかったクレムリン

実際、建物を指すのか エリアを指すのか、どんな所なのか、赤の広場との関係性は?などなど、疑問がいっぱいでした。


クレムリンは端的に言うと、ロシアの政治、文化、宗教の中心。赤の広場と並ぶ、モスクワのシンボル。


そもそも「クレムリ(クリェームリ)」は「城塞」を意味するロシア語。

中世都市の多くがクレムリンを備えており、なかでも最も重要で かつ壮大なのがモスクワのクレムリンでした。


12世紀に木造の砦として誕生し、街はここから放射状に発展していきます。

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城塞ですから 城壁に囲まれているのですが、

現在の城壁は15世紀後半に築かれました。


南をモスクワ川、北東を赤の広場、北西をアレクサンドロフスキー公園によって囲まれた三角形の敷地。総面積は約26ヘクタール。城壁の総延長は約2.25km。

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城壁内は見どころが満載!

聖堂(教会)や大統領府、そして圧巻は武器庫とダイヤモンド庫です。

 

では、どんな風に歩いたかを ご紹介していきたいと思います。

 

まず、ホテル メトロポールを出発し、赤の広場に向かいます。
もう見えてます。

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赤の広場の入口、ヴァスクレセンスキー門に到着。近い!

地下鉄の場合はメトロ3号線 プローシャチ・レヴォリューツイ駅が最寄り。その他、アホートヌイ・リャト、チアトラーリヤナも近いです。

クレムリンのチケットオフィスに まっすぐ行きたければ、メトロ4号線 アレクサンドロフスキー・サート駅が最寄りです。

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逆光…。

この門(左)の手前にマンホールのようなものがあり、皆さん 並んで写真を撮っているのですが、ロシア全道路の起点の標識です。日本でいう日本橋みたいな。

↓門の奥には 有名なワシリー寺院が見えます。

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門をくぐると早速ステキな建物がいっぱい✨

胸が高鳴ります。

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↑左手にカザンの聖母聖堂

右側のグレーの壁はグム百貨店です。

そして石畳が 赤の広場
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これが赤の広場かぁ〜と感慨もひとしお。
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↑左がワシリー寺院。右側の塔はクレムリンのスパスカヤ塔。

クレムリンの事前予約をしてあるので、赤の広場は ざっと見るだけで先を急ぎます。

事前予約の方法はこちら↓

silk-diary.hatenablog.com

 


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赤の広場クレムリンは実際には隣り合って くっついているのですが、城壁によって固く守られているので、入口も限られていて、そちらに向かいます。

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上の図の右上 グレー部分が 赤の広場

39と3の間から出て、4の近くの黒い塀が 下の写真の門。

↓中に入って…
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城壁沿いに まっすぐ歩いてチケットオフィスを目指します。

結構 歩きます💦

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こちらを過ぎて…
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↑トロイツカヤ塔

こちらも過ぎて、下の図でいう 6と7の間のトンネルをくぐります。

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(実際のチケット売場は赤の表示の場所ではなく、城壁寄りにあります。)
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↑お花がキレイ
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あと もう一息。もう10分位歩いてます。
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↑ようやくチケットオフィスに到着!

派手なので すぐわかります。

 

クレムリンは朝10時、チケットオフィスは9:30から開きます。

この時点で9:40ぐらい。

中に入ると…
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こんな感じ。混み合っています。

事前予約が済んでいても、E-ticket を訪問当日にチケットオフィスで 紙のMuseum ticketに交換する必要があります。

アレクサンドロフスキー公園のチケットオフィス(Excursion Center)の6, 7, 8番窓口へ。

発券にはパスポートなどの本人確認資料が必要です。(E-ticket上に記載されますので それに従いましょう。)

事前予約してない列には すでに長い行列が。

見所の武器庫とダイヤモンド庫は1日当たりの入場者数に制限があるので、事前予約できる武器庫は事前予約を強く おすすめします! 時間も10時から、12時から等 選択制です。

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チケットゲット☆

白いほうが「共通チケット」と呼ばれる、聖堂広場の建造物群のチケット(700P)、

茶色いほうが「武器庫」のチケット(1000P)です。(2019年7月のレートでそれぞれ1人 1228円と1756円)

 

私は武器庫の10時の回を予約していたのですが、意外と歩いたのと並んだので チケットを引き換えた時点で もう9:50。ちょっと焦ります。

 

チケットオフィスを出て、また入口まで歩きます。
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↓図の左上のクタフィア塔にも出入口がありますが、目的の武器庫(⑤)に近いボロヴィツカヤ塔の出入口(図の左下)に向かいます。
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無事 10時前に出入口に到着。人がいっぱい並んでいます。

大きな荷物を持っている人は、別の場所に荷物を預けに行くよう注意されていました。

(30×40×20以上の荷物はクタフィア塔下の荷物預かり所に預ける必要があります。)

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10時になった!

しかし 列は ちっとも動きません。

不安…。

 

10分位 経ったでしょうか、ようやく列が動き出しました。

上の写真の壁の辺りで荷物検査があります。

なんか怖い…。ロシアっぽさを感じます。

 

10時の開場時間を過ぎ、ようやく中へ。

 

武器庫の予約時間が過ぎているので 急いで武器庫へ向かいます。

 

長くなったので、続きは次回。

 

 

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【お題】職場での「もしもの備え」

今週のお題「もしもの備え」

 

各家庭で防災の準備をしている方は多いかもしれませんが、外で働いている人は職場で被災する可能性があります。

 

私が職場に置いている防災グッズをご紹介したいと思います。

 

・ホイッスル(防災救助笛)

IDカードホルダー(ネックストラップ)に目立たず付けられる防災救助笛を常に首から下げています。


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笛がついてるなんて気づかれません。手元に無ければ いざという時 意味ないですからね。

災害現場はサイレンやヘリコプターの音など騒がしいものです。自身が大声を出せない状況にあるかもしれません。そんな時、助けを呼ぶのに使えます。

https://item.rakuten.co.jp/tokyu-hands/4901480243177/

 

・ヘルメット

デスクの足元に置いています(引き出しにフックを付け、引っかけて収納しています)。

これは会社から支給されているものですが、無い方は準備されるといいと思います。

かさ張るので 折り畳めるタイプもいいなと思います。

 

・スニーカー

こちらもデスクの足元に置いています(袋に入れて足元のパソコン本体の上に置いています)。

被災後はデスクからロッカーまで行く余裕もない可能性もあります。ガラスなどが散乱しているケースも考えられます。

東日本大震災の時にスニーカーは必須だと感じ、それ以来 置いています。

 

・お泊まりセット

ゆるゆるのワンピース(パジャマがわり)、旅行用の化粧水・乳液のセット、歯磨きセット、タオル、マスク。

これはロッカーに入れています。

東日本大震災の時に会社に泊まった人が多かったので必要だと感じました。

 

・お菓子

これはデスクに入れています。

水やパンなどは会社が準備しているので、それをもらえるとして、お腹が空いてしまった時やストレス解消用のつもり。

 

・地図

周辺の避難場所等を示した地図をプリントアウトしてデスクに入れています。

停電した後ではPCで検索することも出来ません。

 

・家までの順路を書いたメモ

職場から家まで徒歩で帰る場合の歩き方を事前に調べ、曲がる場所などをメモにし、定期入れに入れています。

地震の場合は建物も倒れている可能性があります。曲がる場所は国会議事堂などひと目でわかる場所、もしくは太い道路や高校などを設定します。そうすれば倒れても ある程度 わかるはずです(敷地や跡形など)。

 

スマホの充電器

地震後は家族と連絡を取るなど、充電が減りがちです。停電の可能性も大きいので、手元にモバイルバッテリーは必須です。

 

これ以外にも軍手や非常用簡易トイレ、ライトなどもあるといいと思います。

もしもの時には皆が必要とし、売り切れてしまいますので、前もって準備しておくのがいいと思います。

 

以上、私の職場での もしもの備えでした。

 

 

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【ロシア】⑭ホテル メトロポール


今回 宿泊した ホテル メトロポールについて ご紹介します。


ホテル メトロポールは モスクワを代表する老舗ホテル。

1903年に建てられ、ロシア革命の際には 革命議会の会場となり、レーニンもしばしば演説を行いました。


モダニズム建築様式の美しい外観を持ち、正面外壁にあるモザイク画は特に一見の価値あり。

立地条件は抜群で、赤の広場も徒歩圏内。現在でも国内外の要人が多く宿泊しています。


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(↑こちらはお部屋に備え付けの立派な本)


チェーン展開をしているメトロポールホテルとは関係がなく、ロシア資本のホテルです。


外観だけでなく、内部も とても雰囲気があり、エレベーターなどにも優美さと歴史を感じます。 


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部屋にもよりますが、古さが否めないところもあり、外資系超高級ホテルよりも若干お安く泊まれるケースが多いのではないかと思います。


それにやはり外資系より その国独自の雰囲気を感じられる、というのも 今回 私がこちらを選んだ理由の一つ。


部屋の窓から 赤の広場の辺りが見えるなどロケーションの良さや歴史、ホテルの外観などに感激するのもさることながら、こちらで感動したのは朝食です。

というか、朝食会場です。

 


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広々としたお部屋は国際会議にも使用されています。天井が高く、まるでサンルームにいるかのような明るさ。

ステンドグラスのドーム、広い部屋のまん中には大理石の噴水が配され、BGMは朝からハープの生演奏🎵


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そして どんだけあるの??という品数🍖

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↓下の写真の右側にあるドレープの中にビュッフェのお部屋があります。

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パンケーキスタンド(ブリヌイ)には こぼれるようなイクラとサーモン。美しいフルーツにおいしそうなペイストリー。もちろん卵料理も作ってもらえます。

そして他ではあまり見かけないunlimited champagne。シャンパン飲み放題。朝からいいですね。

モスクワのホテルで一番豪華で美味しいとの評判です。

朝から忙しく観光しないで、ゆったり過ごすのがオススメ。


時間は7.00 a.m. から11.00 a.m.

朝食だけ食べに行くなら大人RUB 2,600、子供(6-12歳)RUB 1,450。


朝食の時間帯でなければ、ホテル内のShalyapin Bar(シャリャーピンバー)で18世紀末に生まれたティーセレモニーの現代版を楽しむことが出来ます。

(2-4人前 7,500P。プラス料金でスパークリングワインもいただけます。)


芸術の街、モスクワ。

ホテルの目の前にはボリショイ劇場

観劇やコンサートの前にティーセレモニーで優雅な時間に浸るのも良さそう✨


https://metropol-moscow.ru/en/

 

お部屋番号は手書きで、しっかりしたケースに入ってます。

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コンシェルジュマップ↓も立派✨

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↑在りし日のホテル メトロポール🏨
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↑ウォーキングマップも。

朝食を目一杯 楽しみ、ゆったり お散歩も良さそう♪

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

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【ロシア】⑬サプサンでモスクワへ

 

サンクトペテルブルクからモスクワへ移動する日を迎えました。

本当にステキな街だったので 名残惜しい。

行けてない所もいっぱいあるので、必ずまた来たいです。


さて、移動の選択肢は飛行機か、高速鉄道サプサン

(車や夜行列車などもありますが、時間のない旅行に現実的な選択肢で。)

移動時間はサプサンだと4時間程度、飛行機だとフライトが約1時間半に プラス 余裕を持ったチェックイン手続き時間など。

ブログを見ていたら、国内線に乗るのに嫌な目に会った人が結構いるみたいだったのもあり、サプサンにしました。

 

サプサン号には、特等(1等プレミアム)、1等、2等の3種類の座席があるようですが、私は旅行会社を通して取ってもらったので、有無を言わさず2等。

でも全然問題ないです。日本の新幹線とか普通の特急列車みたいな感じ。

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1等以上は革張りシートで、食事料金がチケット料金に含まれており、スリッパ・アイマスクなども装備されているそう。

2等は布張りシートで、食事サービスはありませんが、食堂車があり車内販売もあります。

軽食付とか個室とか、色々なクラスに分かれているようです。

私はサンクトペテルブルクでランチ、モスクワでディナー、のつもりだったので、電車内で食事はそもそも不要でした。

 

旅行会社に予約を取ってもらう際、時間帯の希望などは出せるはずなので、その時に一緒に進行方向に向いた席を取ってくれるようにリクエストしたほうがいいと思います。

逆方向の席もあり、4時間 逆はキツいと思うので。


発車時刻は15:10。

午前中 散策とランチをし、14時にホテルで頼んだタクシーに乗って駅に向かいました。

午前中の様子は以下↓

silk-diary.hatenablog.com

 

 自力で移動なので ちょっと緊張します。

旅行会社から送られてきたチケットとご案内。案内の情報が少ない…


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何度も見直して出発です。

 

ロシアのことで今回一番おもしろいな、と思ったのが、駅名が行先になっているところ。

例えば、サンクトペテルブルクにあって、モスクワに行く列車が出る駅はモスクワ駅。

サンクトペテルブルクにあるのにモスクワ駅なんです。

逆にモスクワにあるのに、レニングラード駅(サンクトペテルブルクのこと)とかカザン駅とか。

 

ホテルから駅に向かうタクシーの運転手さんは英語は全然話せないようでしたが とても感じがよく、身振り手振りで サプサンの乗り場を説明してくれました。

ありがたい。


コンシェルジュに相談して、余裕をみたつもりでしたが、着いたら 全然 時間の余裕はありませんでした。

 

本来であれば 駅に着いて カフェとかで ゆったり人間観察でもしたかったのですが、そんな余裕はなく、一生懸命 電車乗り場を探しました。

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駅舎に入り、写真のまん中辺りにエントランスがあり、電光掲示板で乗り場 Trackをチェック。

その先が荷物検査になっています。
結構混み合っています。

 

こちらがサプサンのスペル↓

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乗る時もチケットとパスポートのチェックがあります。
手元に出せるようにしておきましょう。


早く出発するべきだった理由がもう一つ…

無事 乗る車両を見つけ、乗車し ホッとしたのも束の間。
荷物置場がいっぱいなんてもんじゃなく、溢れ出し、自分達のスーツケースが置けない…。

こんなの他のブログに全然書いてなかった。

これ、注意事項です!

予約するクラスや時間帯にもよるんでしょうが、注意するに越したことありません。


スーツケース置けない…どうしよ…とオロオロしていたら、とっても親切な男性が 荷物の山の上にスーツケースを乗っけてくれました。

本当にありがとうございますm(_ _)m

 

ようやく出発です。


日本みたいに座席の前のポケットに車内販売の冊子があって、サプサングッズとかも売っています。


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たまに周ってくる車内販売では サンドイッチやアイスクリームなどがあり、カードも使えました。

アイスクリームは たしか120Pぐらい。


4時間弱の旅。 結構 長いです。

首とかお尻も若干痛くなったので、首用の枕とか飛行機と同じような準備や、読む本、お菓子など それなりに準備していったほうがいいと思いました。

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北の大地を走り抜け、時間通りにモスクワに到着。

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トータル 3時間49分。途中2駅に止まったと思うのですが、停車駅数で少し所要時間が変わるんだと思います。

 

モスクワでは ターミナル駅が点在しているのですが、駅舎もそれぞれステキ✨

駅の周りがぐるーっとステキで、写真撮るのに もたもたしちゃいました。

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今夜 泊まるホテル メトロポールへの道順は もちろん事前にGoogleマップで 調べ済み。


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サプサンを降りたら、地下鉄で向かいます。

人の流れに乗って 全然行けるでしょ、と思っていたのですが…

 

レニングラード駅と「接続している」と書かれているコムソモーリスカヤ駅。

たしかに駅はすぐわかったのですが、乗り場を見つけられない!

見つけられたのは降車専用口です。

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大きな荷物を持ったままウロウロして疲れてきました…。

地図アプリも見てるのに・・・なんでわからない?

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泣きそうになりながら ウロウロし続け、ようやく地下鉄のMのマークを発見。

ちょうど階段になっていて、下のほうにあり、私の視界に入っていませんでした。

もう・・・

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疲労困憊で地下鉄に乗り、目的のルビャンカ駅で下車。

そこからも 大きなスーツケースを持ったままの移動は結構つらく、泣きたくなりました。

サプサン降りたら、すぐタクシーに乗ればよかった。

でもタクシーは怖いから、Uberみたいなのを頼んで…でも ごみごみしていたからわかりづらそう…。悩…。
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ルビャンカ駅のまわりはサンクトペテルブルクから比べるとかなり近代的でした。

ようやく メトロポールの建物に着いたー、と思って 中を覗いたら、ホテルの入口は別の所だったらしく、中にいた男性に あっち→って感じでジェスチャーされたんですが、なんとも「しっしっ」って追い払われているような感じで ちょっと悲しかったです。
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そうして ようやく着いたホテル メトロポール。

さすが高級ホテル✨という感じです。

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チェックインを終え、お部屋へ。

 

部屋はちょっと古めかしかったですが、ロケーションは最高。

窓から クレムリンの辺りが見えます。


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少し休憩して 移動の疲れを癒し、ディナーへ。

疲れていたのと、あまりお腹すいていなかったので、ホテルのすぐ近くにあるカジュアルなお店にしました。

「ヴァレニチナヤ No.1」というカフェレストラン。

http://varenichnaya.ru/

 

でもサンクトペテルブルクで食べられなかったピロシキはあるし、ロシア料理もいっぱい。

メニューも英語表記があるし 店員さんもちゃんと英語で対応してくれるし、テラス席は気持ちいいし、大満足でした。


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相変わらずビールで乾杯🍻 190P+210P
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オリヴィエ サラダ 250P  これはロシア料理として色んなところで見ます。
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ピロシキ! 155P  やっと会えた。日本では揚げるイメージですが、ロシアでは基本 焼き。

中身も色々あります。


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サーモンのパイ🥧  430P

おいしかったですが ちょっと重めでした。
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値段はトータル1,235P。

軽めですが2人分で2,179円です(2019年7月のレート)

安い!!

 

テラス席からの眺めもいい感じ。

ボリショイ劇場とツム百貨店が見えます。
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サンクトペテルブルクより夜 暗くなるのが早いなーと感じ、また地球の不思議を感じた夜でした。
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お部屋からの夜景🌙

 

また明日からモスクワを満喫するぞ!

 

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【ロシア】⑫4日目・市内散策


サンクトペテルブルクも 今日で最終日。

モスクワへの移動まで、じっくり楽しみたいと思います。

 

サプサンの発車時刻が15:10。

午前は散策。12時にホテルをチェックアウトして、荷物を預けてランチ。駅まではコンシェルジュに相談し、14時にホテルで頼んだタクシーに乗り 駅まで行こう、というプラン。

 

ホテルの豪華な朝食を楽しんで、お得意となったバスで出発です🚌


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バスの切符も思い出に。

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バスの乗り方は以下参照↓

silk-diary.hatenablog.com

 バス停、メトロ ネフスキー プロスペクトで下車。

ネフスキー大通りをそのまま進み散策します。

ステキな建物が本当にたくさんあります。

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グランドホテル・ヨーロッパもチラ見↓

いかにも良いホテルでした。
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近くにスタバがあり、マトリョーシカ柄のタンブラーを見ましたが、高かったのでやめました。

 

昨日 あまり見られなかった芸術広場周辺も散策。

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現地の観光案内所でもらった冊子の表紙が 芸術広場のプーシキン像です。

うしろにあるのはロシア美術館。ミハイロフ宮殿という宮殿を美術館として使っています。

ロシアは美術品だけじゃなく、建物自体も楽しめるから いいです。

https://www.visit-petersburg.ru/en/

 

広場に面したオネーギンというお土産ものやさんにも入り、お土産を購入。

店員さんが結構ぺったりついて回る感じで驚きましたが、感じのいい若い女性だったのでOK🙆‍♀️
内容も充実しているし、質も良さそうです。
ただし、売っているお菓子は近所のスーパーより高い値段設定だったので、スーパーに行く余裕がある場合は そちらをおすすめします。

 

エリセーエフスキー↓
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高級食料品店。建物の外観もステキですが 中もすごい。遊園地のようです。

チョコレートなどのお菓子類や茶葉など、豪華な お土産にピッタリ。

 

パッサーシュ↓

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色々な店舗が入っているのですが、地下に入っているスーパーで ばらまき用のチョコレートやハンドクリームを安く大量に買うことが出来ました。

有名なアリョンカちゃんのチョコも適正価格で買えました!

https://passage.spb.ru/en/

 

きのう行ったミハイロフスキー劇場を通って
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血の上の救世主教会に向かいます。
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運河沿いの道は お土産物の露店がいっぱい。

マトリョーシカやファベルジェエッグ(イースターエッグ)がたくさん売っています。

 

血の上の救世主教会

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一番上の部分が 残念ながら修復作業中。

印象が違います。

 

装飾がすごい。
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入場料は350P(2019年7月のレートで約620円)

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このフォームは共通で使われているんですね。


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変わった名前の教会ですが、解放皇帝と呼ばれたアレクサンドル2世が襲撃された場所で、その後、冬宮に運ばれ亡くなります(エルミタージュ美術館にその部屋があります)。

中の装飾も神秘的。


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https://worldheritagesite.xyz/contents/savior-on-blood/

 

散策を終え、ホテルへ。

名残惜しいですがチェックアウトです。

本当にいいホテルだった〜✨


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チェックアウト時にRegistration feeを1人400P支払うことになっていました。

旅行会社からそういうのがある、と言われていたので、なるほど 最後に払うのねーと思いました。


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荷物を預けてランチへ。

イカ川沿いにある「イジオート(IDIOT)」

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ドストエフスキーの小説「白痴」を店名に冠したレストランです。

半地下のようになっていて仄暗い店内。


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座席の変更を申し出たら 快く変えてくれたり、英語で一生懸命もてなしてくれて、とても感じ良かったです。

メニューはセットのイジオートランチにしてみました。970Pで、メインをボルシチなどから選べます。

 

まずはビールで乾杯🍻 290P
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↑これは何かと思ったらバター。

サワークリームがかかった小さなサラダも出てきて
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↓こちらは別で頼んだキノコのブリヌイ 380Pf:id:silk-diary:20200723113327j:image

ボルシチペリメニ


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2人分トータルで3,412円。

これだけ楽しんで この値段ですから おトクです。


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イジオートランチの訳が”ばかランチ”になってる…

 

ショップカードも。

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お店の近くからプレジャーボート(小さな遊覧船)も出ているようです。

 

お店を出た後はモイカ川沿いを散策。

マリインスキー劇場まで行きたかったのですが時間切れ。残念。

 

ホテルに戻り、荷物を受け取って、頼んだタクシーに乗り 駅に向かいます。

 

運転手さんは英語は全然話せないようでしたがとても感じがよく、身振り手振りで サプサン乗り場を説明してくれました。

不安だったのでありがたい!

 

運転手さんのおかげで すぐわかりました。

でも そんなに時間の余裕がないので急がなければ。

続きはまた次回。

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最後に、素晴らしいホテル、アストリアはルームカードホルダーもこんなにステキ✨


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【ロシア】⑪観劇

 

さて、今夜は楽しみにしていたオペラです。


3日目のこれまでの様子はこちら↓

silk-diary.hatenablog.com

 

silk-diary.hatenablog.com

 

ネフスキー大通りのドム・クニーギの角を曲がり、グリボエードフ運河沿いに歩くと 右手に芸術広場があります。


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↑運河沿いの道。奥には有名な血の上の教会が見えています(工事中)。

右折し、緑がこんもりして 落ち着いたエリアが芸術広場。


ロシア美術館、フィルハーモニーのホール、ロシア民族学博物館などの文化施設が集まっており、まさに芸術広場。


⑥の回 ↓ でも触れた有名なグランドホテル ヨーロッパも こちらにあります。

silk-diary.hatenablog.com

 

淡い黄色の建物がミハイロフスキー劇場。

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思っていたより控えめな外観です。

建物の周りには待ち合わせと思しき人がチラホラ。

 

正面にある複数のドアが入口で、いくつか開いているので、すぐわかると思います。

金属探知機のようなゲートをくぐって中へ。

中も思っていたより控えめです。

 


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こちらは事前予約後、送られてくるリマインダーメール。

チケットやクローク、劇場ルールなど、注意事項が書かれています。


階段入口に係員がいて、チケットを見せるようになっています。

席によって入る場所が違ってくるので注意です。

 

こちらがチケット↓

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QRコードは一部加工しています)

スマホの画面にQRコードを表示させる形でも、印刷でもOK。
私は両方 持っていきました。

 

入口で係員にQRコードを見せ、コードを読みこませて完了。

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中の階段はなんだか、ぐるぐる! 変な感じ。

入口を間違うと違うフロアに行ってしまいます。 案内された入口を入れば大丈夫。

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着いた!

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ステキ✨

まさに、こういうのを見たかった!って感じです。


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素晴らしい歌劇場。

オーケストラ ピットもよく見えます。

 

開演前、余裕をもって到着し、劇場内の見学やブッフェで軽く食事をするのがロシア風だそう。昔の衣装などが飾られている展示室などもあります。

 

↓ こちらが入場時に配られました。


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何の紙かと思ったら、出演者などの説明だったんですね。

始まる前にチャイムが鳴り、3回目のチャイムで席に着けばいいようですが、公演が始まると写真やビデオ撮影は禁止になるので、早めに着席して写真を撮ったり、ゆったり過ごすのもいいと思います。

 

近くに座っていた4人組の女性に写真撮るのを頼まれたりして、皆 ウキウキした感じです。

隣には若い男性が1人で来ていて ソワソワ感もなかったので、よく来ているロシア人なのかなーと思ったりしていました。

 

そうこうしているうちに幕開け。

演目は「フィガロの結婚」です。

生音ですし、早速 知っている曲で気分も盛り上がります!

 

こちらがミハイロフスキー劇場の公式サイトの情報↓


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https://mikhailovsky.ru/en/afisha/repertoire/mozart_marriage_figaro/

 

予約する時、写真のメークや舞台装置が奇抜に感じ、あれっ??と思い、若干 迷いました。こんな感じだとは思っていなかったので…。


では なぜ こちらを予約したのか。

ド素人目線の調べ方や 予約の経緯です。ご注意ください。

 

まず、ロシア旅行に際し、ロシアに行くからにはバレエかオペラを見たい、それも できたら 白鳥の湖など 有名なのを見たいなーと思っていました。ド素人なので。


限られた旅行期間、日中は観光に食事に大忙しですし、移動もあったりして 夜に余裕がある日となると結構 限られてきます。

 
モスクワならボリショイ劇場サンクトペテルブルクならマリインスキー劇場とミハイロフスキー劇場が有名なので、この中のどれかがいいなと思っていました。


ボリショイ劇場なんて いかにもロシアって感じですし、泊まるホテルからも近かったので行けたら行きたかったのですが、調べていると なにしろ高い!

これはムリだ、と諦め…

 
行けるのはサンクトペテルブルクにいる7/8だな、と。

スケジュールを決めたら、演目をチェック。

下記が見やすかったです。

https://russia.co.jp › theatre_schedule


https://rusway.co.jp/ticket/

こちらは あらすじなども見られます。

 
7/8にやっているのは ミハイロフスキー劇場 http://www.mikhailovsky.ru/en/  なら「フィガロの結婚」、マリインスキー劇場 https://www.mariinsky.ru/en/  なら「セビリアの理髪師」ということが判明。

まぁ、どちらでもいいかな、と。

 
あとは各サイトにいって、席の空き状況、席の場所(何列目か)値段との兼合いが非常に重要になってきます。

 

ちなみに私は下記で悩みました。

マリインスキー劇場、ドレスサークル(2階)1列目、3000P

・ミハイロフスキー劇場、ドレスサークル 1列目、2500P

・ミハイロフスキー劇場、2nd サークル(4階)1列目、900P

 

悩みに悩んで 結局 2nd サークルの1列目を購入。
お値段、なんと900P、1人 1,600円弱。安っ!

ドレスサークルも かなり良い席なのに6000円しないわけで、日本では考えられない値段設定です。


予約に関しては オプショナルツアーも多いですが、ネット予約であれば、自分が見たい演目の見たい席を指定できますし、値段との兼ね合いなども じっくり検討できます。

 
現地での予約は売り切れている場合もありますし、言葉の問題もあるので、事前にネット予約することをおすすめします。

 
ちなみに マリインスキー劇場には本館と新館(マリインスキー2)があり、7/8のセビリアの理髪師は新館での上演でした。新館はきれいとか見やすいとかあるかもしれないのですが、私は趣きある劇場のほうがよかったので、それもミハイロフスキーにした理由のひとつ。

入ってみたい劇場がある場合は予約時に注意しましょう。


本来であれば マリインスキー劇場のほうが格上と言われていますが、どちらも 同じ音楽学校の出身者が多く、出演者の質は変わらないと言われています。


また、ミハイロフスキー劇場はネフスキー大通りの近く、便利な所にありますが、マリインスキー劇場は少し離れた場所に位置しています。

 
事前予約の方法はこちら↓

silk-diary.hatenablog.com

 

 

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席の選び方ですが、アリーナ席のような”Stall"といわれる真ん中の席は
前のほうなら見やすそうですが、前に大きな人が来たら一巻の終わりですし(見やすいように左右にズレたりしていない)あまり座り心地もよくなさそうです。
皇帝の席(TSAR's BOX。いわゆるロイヤルボックス)があるサークル席の近辺が一番良い席だということは見ていてわかります。
そして、どこのエリアでも1列目でないと見づらそうです。
良さそうなのはStalls BOX、1st、2nd tier,バルコニー席の一列目、等がおすすめ。


さて、実際の公演は それはそれは素晴らしく感激したのですが、
本当に失礼な話なんですが…時差ボケで 途中から 眠くて眠くて…

なにしろ日本時間で夜中の2時です。


はじめはウキウキで見ていたのですが、やはり眠気には勝てず・・・


幕間の休憩時間になり、後半に入っても おそらく寝てしまうだろうと思い、思い切って帰ることにしました。

雰囲気は充分 楽しめたし、なにより安い席だし…。

本当に安い席にしといてよかった…って思いました。

大枚叩いてたら、寝てる時点で 周りから白い目で見られたでしょうし、もったいなくて 出られませんでした。

 

建物を出ると雨上がりでした。

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虹がかかっていて、しかもダブルレインボー🌈 ステキ✨

 

眠気に勝てない自分を恨みながらも、まだまだ旅は続くので休養も必要、と言い聞かせ、バスでホテルへ。

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バスも空いていてよかった。
とてもいい経験になりました。

何年後になるかわかりませんが、また ゆっくりサンクトペテルブルクを訪れて、次回はバレエもオペラも楽しみたい、と心から思いました。

 

ちなみにミハイロフスキー劇場から 後日 お誕生日にメッセージが来て、15%OFFチケットが贈られてきました。

コロナで行けないんですけどね。
いい劇場は さすがだな、と思いました。

 

 

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【ロシア】⑩文学カフェと市内散策

 

ペテルゴフで噴水を堪能し、市内へ戻ってきました。

 

朝食をいっぱい食べたので、その後 食べておらず、夜の観劇前に ちょっと腹ごしらえをすることに。


午前中の様子はこちら↓

silk-diary.hatenablog.com

 

エルミタージュ美術館の裏で船を降り、ネフスキー大通りを少し歩いて、サンクトペテルブルクで有名な「文学カフェ」に行ってみました。

 

サンクトペテルブルクで最も有名なカフェとして、地球の歩き方にもトップで紹介されています。

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人気店なので普段は かなり混んでいるようですが、ビミョーな時間帯に行ったので すぐ入れました(私が行ったのは月曜日の15時半頃)。

 
一階と二階が選べますが、私達は一階へ。


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中はとても素敵です。

 

1835年創業の このレストランはプーシキンが運命の決闘前に立ち寄ったことや、『罪と罰』でおなじみのドストエフスキーなどロシアが誇る作家が常連だったことで有名、とのこと。

入口にプーシキンの人形があります。

 


私は「詩人・作家のプーシキンが どんな決闘??」と気になり出し、調べたら


ロシアでは18世紀後半から19世紀初頭にかけて決闘が流行したそう。

当時のきっかけは目が合った、などの些細なものが多かったようですが、プーシキンは同性愛者を疑っていたフランス人 ジョルジュ・ダンテス男爵がプーシキンの妻ナターリアに ちょっかいを出していると思いこみ、決闘を挑んだとか。

また一説ではプーシキンの進歩思想を嫌った宮廷貴族達がダンテスをたきつけて ナターリアに言い寄らせ、やがてプーシキンがダンテスに決闘を挑み、1837年1月27日 ペテルブルグ北郊のチョールナヤ・レチカで決闘に。

どちらにせよ、そこで受けた傷がもとで 2日後に息を引き取ってしまいました…。

 

なんだか暗い話になりましたが、話をもとに戻しましょう。

こちらで食べたものを ご紹介します。


ブリヌイ↓

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サーモンのブリヌイ(クレープ)630P

やっぱりおいしい✨ サーモンが包まれているタイプ。今回 ロシアに来て、ブリヌイ大好きになりました。

 

ペリメニ
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餃子のようなもの with ベリーのソース。460P。

新鮮な組み合わせ。

 

野菜のココット↓
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店内の他のお客様が食べていたキノコのポットスープみたいのが とてもおいしそうで、これがそうかな?と思って頼んだのですが、ちょっと違いました。でもかわいいサイズだしおいしかったです。360P。

 

ちなみにピロシキもあるか聞いてみたのですが、ないと。


ピロシキは日本でいうタコ焼きとかお好み焼きみたいな感じなのかなぁと思いました。

普通にお店に置いてあるワケじゃないっていう意味で。


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最後、レシートが「本」の形をしたBOXに入れられて運ばれてきます。写真では見づらいですが模様入りでカワイイです。

 

2人分でビール等も含め、トータル 2,010Pのところ、レシート上 10%OFFになっており 1,809P(2019年7月のレートで3,192円)

時間帯によって価格が変わるのですが(17時以降、やや高くなります)その分の表示だったのか? あまり値段を気にしていなかったのですが。でも結構食べたのに そこまで高くないですね。


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https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298507-d1129533-Reviews-Literary_Cafe-St_Petersburg_Northwestern_District.html

 

素敵な空間でした。

お腹も満たされ、また オペラ用にちょっと着替えるべく、一旦ホテルに戻ります。

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地図右上の文学カフェから、地図左下のホテルまで散策。

 

ボリシャヤ・マルスカーヤ通りを歩いている途中に「ファベルジェの家」が。

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以前 英語の講座で話を聞いて、今回の旅行で見たいと思っていたファベルジェ。

気になって 入口をチラッと見てみたのですが、今は宝石屋さんの店舗の様でした。

 

フォンタンカ川河岸通りにあるファベルジェ美術館も行きたかったのですが、時間がなかったので 断念しました。次回は行きたい!

 

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298507-d6580510-Reviews-Faberge_Museum-St_Petersburg_Northwestern_District.html

 


程なく ホテルに到着。

今回は良いホテルだったので、ホテル滞在時間を結構 多めに持ちました。

 

ホテルは便利とはいえ、今夜 行くミハイロフスキー劇場までは 歩くと まぁまぁな距離があるので、バスの乗り方を調べ、乗ってみることに。


Googleマップなら、バス停までの行き方から、時間、何番のバスに乗るか、バスを降りてからの歩き方まで表示されるので とても便利だし安心です。

 

Googleマップを開き「〇〇(今いる所)から〇〇(行きたい所)」って感じで入力し検索すると、行き方が何パターンか表示され、希望の方法をタップすると、地図と具体的な内容が表示されます。

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上の検索結果だと、

今いる所からバス停までは歩いて1分

3か22か27番のバスに乗る

次のバスは1分後に27番バスが来る

2駅(4分)乗る

降りた後は 7分歩くと目的地、という具合。

 

地図もアップに出来、道順も表示されます。

これなら迷わない!


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バス停は他の人も待っているでしょうし、電光掲示板があったりするので、わかると思います。

アストリアからは本当にすぐ。見えてます。

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バスが近づいてきたら、電光掲示で何番バスかをチェックし、乗ったらオレンジ色のベストを着た係の方がいるので、その人に現金を払い、切符を受取ります。

1人 40P。簡単だし安いです。

切符もカワイイ。


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初バス体験は 乗りたいバスもすぐ着たし、とてもスムーズに目的地に着けました。


まだオペラまで時間があったので、バスを降りて すぐのところにある、カザン大聖堂を見学。

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非常にどっしりとした外観で、サンクトペテルブルクのシンボルのひとつとなっています。

拝観料は無料。

 

ミサ中だったのか、中はとても混雑していました。

写真撮影は禁止で、私もカメラを手に持っていたら すごく怖い顔で注意されました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

バスを降りた ネフスキー大通りは目抜き通りで、素敵な建造物が立ち並んでいます。

カザン大聖堂を出た後は 有名な「ドム・クニーギ」のビルを外側から見ながら、そろそろ目的地のミハイロフスキー劇場へ。
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オペラの詳しい話は また次回。

 

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