Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【ロシア】⑪観劇

 

さて、今夜は楽しみにしていたオペラです。


3日目のこれまでの様子はこちら↓

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ネフスキー大通りのドム・クニーギの角を曲がり、グリボエードフ運河沿いに歩くと 右手に芸術広場があります。


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↑運河沿いの道。奥には有名な血の上の教会が見えています(工事中)。

右折し、緑がこんもりして 落ち着いたエリアが芸術広場。


ロシア美術館、フィルハーモニーのホール、ロシア民族学博物館などの文化施設が集まっており、まさに芸術広場。


⑥の回 ↓ でも触れた有名なグランドホテル ヨーロッパも こちらにあります。

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淡い黄色の建物がミハイロフスキー劇場。

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思っていたより控えめな外観です。

建物の周りには待ち合わせと思しき人がチラホラ。

 

正面にある複数のドアが入口で、いくつか開いているので、すぐわかると思います。

金属探知機のようなゲートをくぐって中へ。

中も思っていたより控えめです。

 


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こちらは事前予約後、送られてくるリマインダーメール。

チケットやクローク、劇場ルールなど、注意事項が書かれています。


階段入口に係員がいて、チケットを見せるようになっています。

席によって入る場所が違ってくるので注意です。

 

こちらがチケット↓

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QRコードは一部加工しています)

スマホの画面にQRコードを表示させる形でも、印刷でもOK。
私は両方 持っていきました。

 

入口で係員にQRコードを見せ、コードを読みこませて完了。

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中の階段はなんだか、ぐるぐる! 変な感じ。

入口を間違うと違うフロアに行ってしまいます。 案内された入口を入れば大丈夫。

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着いた!

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ステキ✨

まさに、こういうのを見たかった!って感じです。


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素晴らしい歌劇場。

オーケストラ ピットもよく見えます。

 

開演前、余裕をもって到着し、劇場内の見学やブッフェで軽く食事をするのがロシア風だそう。昔の衣装などが飾られている展示室などもあります。

 

↓ こちらが入場時に配られました。


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何の紙かと思ったら、出演者などの説明だったんですね。

始まる前にチャイムが鳴り、3回目のチャイムで席に着けばいいようですが、公演が始まると写真やビデオ撮影は禁止になるので、早めに着席して写真を撮ったり、ゆったり過ごすのもいいと思います。

 

近くに座っていた4人組の女性に写真撮るのを頼まれたりして、皆 ウキウキした感じです。

隣には若い男性が1人で来ていて ソワソワ感もなかったので、よく来ているロシア人なのかなーと思ったりしていました。

 

そうこうしているうちに幕開け。

演目は「フィガロの結婚」です。

生音ですし、早速 知っている曲で気分も盛り上がります!

 

こちらがミハイロフスキー劇場の公式サイトの情報↓


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https://mikhailovsky.ru/en/afisha/repertoire/mozart_marriage_figaro/

 

予約する時、写真のメークや舞台装置が奇抜に感じ、あれっ??と思い、若干 迷いました。こんな感じだとは思っていなかったので…。


では なぜ こちらを予約したのか。

ド素人目線の調べ方や 予約の経緯です。ご注意ください。

 

まず、ロシア旅行に際し、ロシアに行くからにはバレエかオペラを見たい、それも できたら 白鳥の湖など 有名なのを見たいなーと思っていました。ド素人なので。


限られた旅行期間、日中は観光に食事に大忙しですし、移動もあったりして 夜に余裕がある日となると結構 限られてきます。

 
モスクワならボリショイ劇場サンクトペテルブルクならマリインスキー劇場とミハイロフスキー劇場が有名なので、この中のどれかがいいなと思っていました。


ボリショイ劇場なんて いかにもロシアって感じですし、泊まるホテルからも近かったので行けたら行きたかったのですが、調べていると なにしろ高い!

これはムリだ、と諦め…

 
行けるのはサンクトペテルブルクにいる7/8だな、と。

スケジュールを決めたら、演目をチェック。

下記が見やすかったです。

https://russia.co.jp › theatre_schedule


https://rusway.co.jp/ticket/

こちらは あらすじなども見られます。

 
7/8にやっているのは ミハイロフスキー劇場 http://www.mikhailovsky.ru/en/  なら「フィガロの結婚」、マリインスキー劇場 https://www.mariinsky.ru/en/  なら「セビリアの理髪師」ということが判明。

まぁ、どちらでもいいかな、と。

 
あとは各サイトにいって、席の空き状況、席の場所(何列目か)値段との兼合いが非常に重要になってきます。

 

ちなみに私は下記で悩みました。

マリインスキー劇場、ドレスサークル(2階)1列目、3000P

・ミハイロフスキー劇場、ドレスサークル 1列目、2500P

・ミハイロフスキー劇場、2nd サークル(4階)1列目、900P

 

悩みに悩んで 結局 2nd サークルの1列目を購入。
お値段、なんと900P、1人 1,600円弱。安っ!

ドレスサークルも かなり良い席なのに6000円しないわけで、日本では考えられない値段設定です。


予約に関しては オプショナルツアーも多いですが、ネット予約であれば、自分が見たい演目の見たい席を指定できますし、値段との兼ね合いなども じっくり検討できます。

 
現地での予約は売り切れている場合もありますし、言葉の問題もあるので、事前にネット予約することをおすすめします。

 
ちなみに マリインスキー劇場には本館と新館(マリインスキー2)があり、7/8のセビリアの理髪師は新館での上演でした。新館はきれいとか見やすいとかあるかもしれないのですが、私は趣きある劇場のほうがよかったので、それもミハイロフスキーにした理由のひとつ。

入ってみたい劇場がある場合は予約時に注意しましょう。


本来であれば マリインスキー劇場のほうが格上と言われていますが、どちらも 同じ音楽学校の出身者が多く、出演者の質は変わらないと言われています。


また、ミハイロフスキー劇場はネフスキー大通りの近く、便利な所にありますが、マリインスキー劇場は少し離れた場所に位置しています。

 
事前予約の方法はこちら↓

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席の選び方ですが、アリーナ席のような”Stall"といわれる真ん中の席は
前のほうなら見やすそうですが、前に大きな人が来たら一巻の終わりですし(見やすいように左右にズレたりしていない)あまり座り心地もよくなさそうです。
皇帝の席(TSAR's BOX。いわゆるロイヤルボックス)があるサークル席の近辺が一番良い席だということは見ていてわかります。
そして、どこのエリアでも1列目でないと見づらそうです。
良さそうなのはStalls BOX、1st、2nd tier,バルコニー席の一列目、等がおすすめ。


さて、実際の公演は それはそれは素晴らしく感激したのですが、
本当に失礼な話なんですが…時差ボケで 途中から 眠くて眠くて…

なにしろ日本時間で夜中の2時です。


はじめはウキウキで見ていたのですが、やはり眠気には勝てず・・・


幕間の休憩時間になり、後半に入っても おそらく寝てしまうだろうと思い、思い切って帰ることにしました。

雰囲気は充分 楽しめたし、なにより安い席だし…。

本当に安い席にしといてよかった…って思いました。

大枚叩いてたら、寝てる時点で 周りから白い目で見られたでしょうし、もったいなくて 出られませんでした。

 

建物を出ると雨上がりでした。

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虹がかかっていて、しかもダブルレインボー🌈 ステキ✨

 

眠気に勝てない自分を恨みながらも、まだまだ旅は続くので休養も必要、と言い聞かせ、バスでホテルへ。

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バスも空いていてよかった。
とてもいい経験になりました。

何年後になるかわかりませんが、また ゆっくりサンクトペテルブルクを訪れて、次回はバレエもオペラも楽しみたい、と心から思いました。

 

ちなみにミハイロフスキー劇場から 後日 お誕生日にメッセージが来て、15%OFFチケットが贈られてきました。

コロナで行けないんですけどね。
いい劇場は さすがだな、と思いました。

 

 

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