Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【ロシア】⑮クレムリン(1)

クレムリン

モスクワにある“中枢”的なイメージはあるものの、はっきりと理解していなかったクレムリン

実際、建物を指すのか エリアを指すのか、どんな所なのか、赤の広場との関係性は?などなど、疑問がいっぱいでした。


クレムリンは端的に言うと、ロシアの政治、文化、宗教の中心。赤の広場と並ぶ、モスクワのシンボル。


そもそも「クレムリ(クリェームリ)」は「城塞」を意味するロシア語。

中世都市の多くがクレムリンを備えており、なかでも最も重要で かつ壮大なのがモスクワのクレムリンでした。


12世紀に木造の砦として誕生し、街はここから放射状に発展していきます。

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城塞ですから 城壁に囲まれているのですが、

現在の城壁は15世紀後半に築かれました。


南をモスクワ川、北東を赤の広場、北西をアレクサンドロフスキー公園によって囲まれた三角形の敷地。総面積は約26ヘクタール。城壁の総延長は約2.25km。

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城壁内は見どころが満載!

聖堂(教会)や大統領府、そして圧巻は武器庫とダイヤモンド庫です。

 

では、どんな風に歩いたかを ご紹介していきたいと思います。

 

まず、ホテル メトロポールを出発し、赤の広場に向かいます。
もう見えてます。

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赤の広場の入口、ヴァスクレセンスキー門に到着。近い!

地下鉄の場合はメトロ3号線 プローシャチ・レヴォリューツイ駅が最寄り。その他、アホートヌイ・リャト、チアトラーリヤナも近いです。

クレムリンのチケットオフィスに まっすぐ行きたければ、メトロ4号線 アレクサンドロフスキー・サート駅が最寄りです。

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逆光…。

この門(左)の手前にマンホールのようなものがあり、皆さん 並んで写真を撮っているのですが、ロシア全道路の起点の標識です。日本でいう日本橋みたいな。

↓門の奥には 有名なワシリー寺院が見えます。

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門をくぐると早速ステキな建物がいっぱい✨

胸が高鳴ります。

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↑左手にカザンの聖母聖堂

右側のグレーの壁はグム百貨店です。

そして石畳が 赤の広場
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これが赤の広場かぁ〜と感慨もひとしお。
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↑左がワシリー寺院。右側の塔はクレムリンのスパスカヤ塔。

クレムリンの事前予約をしてあるので、赤の広場は ざっと見るだけで先を急ぎます。

事前予約の方法はこちら↓

silk-diary.hatenablog.com

 


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赤の広場クレムリンは実際には隣り合って くっついているのですが、城壁によって固く守られているので、入口も限られていて、そちらに向かいます。

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上の図の右上 グレー部分が 赤の広場

39と3の間から出て、4の近くの黒い塀が 下の写真の門。

↓中に入って…
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城壁沿いに まっすぐ歩いてチケットオフィスを目指します。

結構 歩きます💦

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こちらを過ぎて…
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↑トロイツカヤ塔

こちらも過ぎて、下の図でいう 6と7の間のトンネルをくぐります。

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(実際のチケット売場は赤の表示の場所ではなく、城壁寄りにあります。)
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↑お花がキレイ
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あと もう一息。もう10分位歩いてます。
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↑ようやくチケットオフィスに到着!

派手なので すぐわかります。

 

クレムリンは朝10時、チケットオフィスは9:30から開きます。

この時点で9:40ぐらい。

中に入ると…
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こんな感じ。混み合っています。

事前予約が済んでいても、E-ticket を訪問当日にチケットオフィスで 紙のMuseum ticketに交換する必要があります。

アレクサンドロフスキー公園のチケットオフィス(Excursion Center)の6, 7, 8番窓口へ。

発券にはパスポートなどの本人確認資料が必要です。(E-ticket上に記載されますので それに従いましょう。)

事前予約してない列には すでに長い行列が。

見所の武器庫とダイヤモンド庫は1日当たりの入場者数に制限があるので、事前予約できる武器庫は事前予約を強く おすすめします! 時間も10時から、12時から等 選択制です。

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チケットゲット☆

白いほうが「共通チケット」と呼ばれる、聖堂広場の建造物群のチケット(700P)、

茶色いほうが「武器庫」のチケット(1000P)です。(2019年7月のレートでそれぞれ1人 1228円と1756円)

 

私は武器庫の10時の回を予約していたのですが、意外と歩いたのと並んだので チケットを引き換えた時点で もう9:50。ちょっと焦ります。

 

チケットオフィスを出て、また入口まで歩きます。
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↓図の左上のクタフィア塔にも出入口がありますが、目的の武器庫(⑤)に近いボロヴィツカヤ塔の出入口(図の左下)に向かいます。
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無事 10時前に出入口に到着。人がいっぱい並んでいます。

大きな荷物を持っている人は、別の場所に荷物を預けに行くよう注意されていました。

(30×40×20以上の荷物はクタフィア塔下の荷物預かり所に預ける必要があります。)

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10時になった!

しかし 列は ちっとも動きません。

不安…。

 

10分位 経ったでしょうか、ようやく列が動き出しました。

上の写真の壁の辺りで荷物検査があります。

なんか怖い…。ロシアっぽさを感じます。

 

10時の開場時間を過ぎ、ようやく中へ。

 

武器庫の予約時間が過ぎているので 急いで武器庫へ向かいます。

 

長くなったので、続きは次回。

 

 

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