Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【ロシア】⑨ペテルゴフ〜3日目〜

3日目。8時過ぎに朝食へ。


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相変わらず素敵な時間。

 

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卵料理なども 色々選べて、毎日違うメニューにしちゃいます。

他にお客様も ほとんどいなくて、静かだし ゆったり。

今日もお腹いっぱいになるまで満喫しました。

 

さて、サンクトペテルブルクで丸一日過ごせるのも今日で終わり。

 

サンクトペテルブルク近郊の見所といえば、エカテリーナ宮殿とピョートル大帝夏の宮殿が有名です。


しかし こちらは両方とも 市中心部から離れているうえ、ハイシーズンの夏は 個人より団体客が優先されるとのこと。


この観光スポットを効率よく巡るオプショナルツアー(エカテリーナ宮殿の琥珀の間にも、ピョートル大帝夏の宮殿にも入場できるツアー)に参加したいと思っていたのですが、事前予約のところで述べたように、予約がいっぱいで取れませんでした(泣)

silk-diary.hatenablog.com

 

でも諦めきれない私は 現地で行く方法を調べました。

結局エカテリーナ宮殿には行かなかったのですが、方法としては以下がありました。


ゴスチーヌイ・ドヴォールというショッピングセンターの前に 旅行会社のブースが並んでいて、そこでバスツアーを申し込むという方法。

ロシア語ツアーしか扱っていないブースも多いようなので、英語ツアーを探してみましょう。


14時出発で、大型のバスを利用。

料金は前日に買うと1800P、当日券だと2000P。

空いていれば 当日でも買えるようですが、ハイシーズンだと売り切れる可能性もあるようなので、夏に行くのであれば 前日の夕方までに買うのが良さそうです。


私は今日の夜、オペラの予約を取ってあるので、このツアーは時間的にアウト。

 

 

一方のピョートル大帝 夏の宮殿、ペテルゴフへは高速艇、地下鉄、マルシルートカなど様々な行き方があります。


私はツアーではなく、自身で高速艇を利用して ペテルゴフへ行くことにしました。

 

詳細は以下の通り。


ちなみにペテルゴフの最大の見所は噴水群で、それは暖かい季節にしか見ることが出来ません。

10月から4月の間は止まっている可能性があるので 見たい方は注意。

具体的な日付は その年によって変わるようで、4月末から始まったり、10月中旬までやっている年もあるようです。

 

それでは出発。

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エルミタージュ美術館の横、ネフスキー大通り側を通って…

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図の矢印の辺りが遊歩道になっていて、チケットの呼び込みをしている人がちらほら。

ここでお願いしてもいいと思います。

私は特に話しかけられなかったのでスルー。

コメ印の辺りに小さなチケットスタンドがあったので、ここでチケットを買うことにしました。

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ここでチケットを売っているおばさまと話し出したところ、わわわ・・・

ロシア語しか しゃべれない・・・

しかも一切 英語は口にせず、ロシア語で押してくる・・・

 

でも 私はペテルゴフに行くんだと心に決めていたし、もう船の乗り場も近くなっていたので、そのまま継続。

途中で英語が話せる青年が少し助け船を出してくれましたが、最終的には身振り手振りでチケットゲット。

おもしろい経験をしました。

 

話した?内容としては、とりあえず ここで買うチケットは1人 900P。帰りにチケットを買う時に700Pになるクーポン券をあげる。

必ず帰りはチケットカウンターの3番か4番で買ってね、と。

念入りに地図で場所を説明してくれました。

伝わるものですね。

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振り返って考えると、チケットの料金、このクーポンに850Pって書いてあるから、900Pはボラれた可能性ありますね。

まぁ、いいや。

 

チケットを手に説明された乗り場へ移動します。

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↑これがチケット。

川沿いの道を右折し、エルミタージュ美術館沿いに少し歩くと横断歩道があるので それを川の方に渡ります。

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ちょっと見づらいですが、車の向こうに船乗り場があります。

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クーポン裏面がこちら↑

おばさまはしきりに「No.1だ」と言って ぐるぐる丸をつけてくれたけど、乗り場がどこなのか不安です。

 

乗り場の係りの人にチケットを見せてみたら、うなずかれたので、合ってるんだろうと思い そのまま並びました。

 

程なくしてクルーザーのような高速艇が。

チケットを見せて乗船です。f:id:silk-diary:20200705211626j:image

乗れた✨ 合ってた(^^)


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船から見たペトロパヴロフスク聖堂とペトロパヴロフスク要塞。

 

船の中からも観光気分が盛り上がります。

 

30分程でペテルゴフに到着。

船着き場自体、かなり大きいです。


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下船し、長めの桟橋を渡って上陸すると、すぐのところでチケットを買うようになっています。

 

「上の庭園」と「下の公園」という なんともそのままな名前がつけられていますが、下の公園だけで900ルーブル、宮殿に入る場合は さらに1000P。

行ったのが月曜日で宮殿はしまっていたので、下の公園の代金を支払(2019年7月のレートで2人分 3,177円)。

これは知らなかったワケではなく、この日しか行けなかったというのと、宮殿がしまっているため、公園もちょっと空いてるだろう、ということで来ました。それでも混んでましたが。

なので宮殿に行きたい方は注意です。こちらの宮殿も素晴らしいようです。

 

チケットがカワイイ↓

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入場したら、見所の大きな噴水までひたすら一本道です。 

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一番の見所は宮殿前の大滝。

パンフレットなどでも見かける有名な場所です。

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一番目を引くのは「ライオンの口を引き裂くサムソン像」↓

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大滝の中に人が入れるスペースがあり(グロット、洞窟)、滝を間近に見られるのですが、そこも楽しそうでした。

(下写真でいう宮殿の下、まん中辺りのアーチが並んでいるところ)

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中心の大きな噴水だけじゃなく、大きな敷地内に色んな趣向を凝らした噴水があります。
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これは定期的に歩道にも水がかかる仕組み。

びしょ濡れになった子供たちが楽しそうに遊んでいました。

 

この噴水、すべて自然の力で吹き上がっているそう。すごいです。

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広〜い敷地内、目一杯 楽しみました。

所々、スリ注意の看板があったので、ご注意を!


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お花もキレイ🌸

 

 

今日は観劇もあるので そろそろ帰路へ。

 

来た道を戻ると、船のほうに向かって右手に帰りのチケット売り場が並んでいます。

おばさまに言われた通り、カウンターの3番か4番へ。

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高速艇は業者毎にカウンター、時間、値段等が異なっていて、もしどうしてもこの時間に乗りたい!とかの都合があれば、行きとは違う会社を使うのもアリかもしれません。

私はクーポン券を使おうと 指示通り 3番 4番の窓口に行って チケットを購入。帰りは700Pでした(2019年7月のレートで2人分 2,452円)。


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↑帰りのチケット。レシートが添付された状態で受取ります。レシートがないと無効。

指定された乗り場へ。
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名残惜しいですが、出航です。

帰りも観光気分でキョロキョロ👀

 

エルミタージュ美術館が近づいてきました。
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船の降り場↓
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お天気にも恵まれ、最高の小旅行となりました。

 

ロシア語が飛び交う中、自力で行った達成感もおまけでついてきました。

 

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