3日目。8時過ぎに朝食へ。
相変わらず素敵な時間。
卵料理なども 色々選べて、毎日違うメニューにしちゃいます。
他にお客様も ほとんどいなくて、静かだし ゆったり。
今日もお腹いっぱいになるまで満喫しました。
さて、サンクトペテルブルクで丸一日過ごせるのも今日で終わり。
サンクトペテルブルク近郊の見所といえば、エカテリーナ宮殿とピョートル大帝夏の宮殿が有名です。
しかし こちらは両方とも 市中心部から離れているうえ、ハイシーズンの夏は 個人より団体客が優先されるとのこと。
この観光スポットを効率よく巡るオプショナルツアー(エカテリーナ宮殿の琥珀の間にも、ピョートル大帝夏の宮殿にも入場できるツアー)に参加したいと思っていたのですが、事前予約のところで述べたように、予約がいっぱいで取れませんでした(泣)
でも諦めきれない私は 現地で行く方法を調べました。
結局エカテリーナ宮殿には行かなかったのですが、方法としては以下がありました。
ゴスチーヌイ・ドヴォールというショッピングセンターの前に 旅行会社のブースが並んでいて、そこでバスツアーを申し込むという方法。
ロシア語ツアーしか扱っていないブースも多いようなので、英語ツアーを探してみましょう。
14時出発で、大型のバスを利用。
料金は前日に買うと1800P、当日券だと2000P。
空いていれば 当日でも買えるようですが、ハイシーズンだと売り切れる可能性もあるようなので、夏に行くのであれば 前日の夕方までに買うのが良さそうです。
私は今日の夜、オペラの予約を取ってあるので、このツアーは時間的にアウト。
一方のピョートル大帝 夏の宮殿、ペテルゴフへは高速艇、地下鉄、マルシルートカなど様々な行き方があります。
私はツアーではなく、自身で高速艇を利用して ペテルゴフへ行くことにしました。
詳細は以下の通り。
ちなみにペテルゴフの最大の見所は噴水群で、それは暖かい季節にしか見ることが出来ません。
10月から4月の間は止まっている可能性があるので 見たい方は注意。
具体的な日付は その年によって変わるようで、4月末から始まったり、10月中旬までやっている年もあるようです。
それでは出発。
エルミタージュ美術館の横、ネフスキー大通り側を通って…
図の矢印の辺りが遊歩道になっていて、チケットの呼び込みをしている人がちらほら。
ここでお願いしてもいいと思います。
私は特に話しかけられなかったのでスルー。
コメ印※の辺りに小さなチケットスタンドがあったので、ここでチケットを買うことにしました。
ここでチケットを売っているおばさまと話し出したところ、わわわ・・・
ロシア語しか しゃべれない・・・
しかも一切 英語は口にせず、ロシア語で押してくる・・・
でも 私はペテルゴフに行くんだと心に決めていたし、もう船の乗り場も近くなっていたので、そのまま継続。
途中で英語が話せる青年が少し助け船を出してくれましたが、最終的には身振り手振りでチケットゲット。
おもしろい経験をしました。
話した?内容としては、とりあえず ここで買うチケットは1人 900P。帰りにチケットを買う時に700Pになるクーポン券をあげる。
必ず帰りはチケットカウンターの3番か4番で買ってね、と。
念入りに地図で場所を説明してくれました。
伝わるものですね。
振り返って考えると、チケットの料金、このクーポンに850Pって書いてあるから、900Pはボラれた可能性ありますね。
まぁ、いいや。
チケットを手に説明された乗り場へ移動します。
↑これがチケット。
川沿いの道を右折し、エルミタージュ美術館沿いに少し歩くと横断歩道があるので それを川の方に渡ります。
ちょっと見づらいですが、車の向こうに船乗り場があります。
クーポン裏面がこちら↑
おばさまはしきりに「No.1だ」と言って ぐるぐる丸をつけてくれたけど、乗り場がどこなのか不安です。
乗り場の係りの人にチケットを見せてみたら、うなずかれたので、合ってるんだろうと思い そのまま並びました。
程なくしてクルーザーのような高速艇が。
チケットを見せて乗船です。
乗れた✨ 合ってた(^^)
船から見たペトロパヴロフスク聖堂とペトロパヴロフスク要塞。
船の中からも観光気分が盛り上がります。
30分程でペテルゴフに到着。
船着き場自体、かなり大きいです。
下船し、長めの桟橋を渡って上陸すると、すぐのところでチケットを買うようになっています。
「上の庭園」と「下の公園」という なんともそのままな名前がつけられていますが、下の公園だけで900ルーブル、宮殿に入る場合は さらに1000P。
行ったのが月曜日で宮殿はしまっていたので、下の公園の代金を支払(2019年7月のレートで2人分 3,177円)。
これは知らなかったワケではなく、この日しか行けなかったというのと、宮殿がしまっているため、公園もちょっと空いてるだろう、ということで来ました。それでも混んでましたが。
なので宮殿に行きたい方は注意です。こちらの宮殿も素晴らしいようです。
チケットがカワイイ↓
入場したら、見所の大きな噴水までひたすら一本道です。
一番の見所は宮殿前の大滝。
パンフレットなどでも見かける有名な場所です。
一番目を引くのは「ライオンの口を引き裂くサムソン像」↓
大滝の中に人が入れるスペースがあり(グロット、洞窟)、滝を間近に見られるのですが、そこも楽しそうでした。
(下写真でいう宮殿の下、まん中辺りのアーチが並んでいるところ)
中心の大きな噴水だけじゃなく、大きな敷地内に色んな趣向を凝らした噴水があります。
これは定期的に歩道にも水がかかる仕組み。
びしょ濡れになった子供たちが楽しそうに遊んでいました。
この噴水、すべて自然の力で吹き上がっているそう。すごいです。
広〜い敷地内、目一杯 楽しみました。
所々、スリ注意の看板があったので、ご注意を!
お花もキレイ🌸
今日は観劇もあるので そろそろ帰路へ。
来た道を戻ると、船のほうに向かって右手に帰りのチケット売り場が並んでいます。
おばさまに言われた通り、カウンターの3番か4番へ。
高速艇は業者毎にカウンター、時間、値段等が異なっていて、もしどうしてもこの時間に乗りたい!とかの都合があれば、行きとは違う会社を使うのもアリかもしれません。
私はクーポン券を使おうと 指示通り 3番 4番の窓口に行って チケットを購入。帰りは700Pでした(2019年7月のレートで2人分 2,452円)。
↑帰りのチケット。レシートが添付された状態で受取ります。レシートがないと無効。
指定された乗り場へ。
名残惜しいですが、出航です。
帰りも観光気分でキョロキョロ👀
エルミタージュ美術館が近づいてきました。
船の降り場↓
お天気にも恵まれ、最高の小旅行となりました。
ロシア語が飛び交う中、自力で行った達成感もおまけでついてきました。