Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【登山】三原山

 

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1986年の噴火で有名な三原山

山雑誌で見て 興味はあったものの、隔たるものが大きく(広い海!)行く機会もないかなーと思っていました。

ところが偶然ツアーを発見し、これなら行ける!と。


金曜 夜10時に竹芝桟橋から出航で、会社帰りでも行けちゃう。

朝 大島に着いて、お風呂&ゴハン、そして登山してお風呂入ってジェット船で土曜日のうちに帰れる、という魅力的なツアー⛰️

しかも歩行時間は約3時間という お手軽登山。

最高じゃないですか。

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金曜 夜、竹芝客船ターミナル 初めて来ました。

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遠めに見たことはあったけど。

コレ、初めて近くから見ました。

下はこんな風になってるんだ。

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時間になり、ドキドキしながら乗船⛴️
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今回乗る大型客船の名前は さるびあ丸。

結構 大きい〜。

フロアも こんなにいっぱいあるなんてビックリ!

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出発直後は東京の夜景を堪能🌃

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レインボーブリッジの下をくぐる瞬間は結構 盛り上がりました🌈
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船内にはエレベーター🛗
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階段もたくさん。
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指定された お部屋へ。
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特2等だから期待出来ないかなーと思ってたけど、キレイだし 何の問題もない。
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雑魚寝の1等室より、特2等室の方がいいのは確実👍
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乗る前は揺れとか船酔いが気になっていたのですが、船が大きいせいか、出航直後は まーったく気にならなくて 余裕かも、と思いました。

一応酔い止めは飲みましたがいらなかったかも。

 

しかし!その日は風が強くて、出航後まもなくして「強風のため、明日のジェット船はすべて欠航」とのアナウンス📣

え? 私、それ乗って帰る予定だったんですけど??

あー、私土曜のうちに帰れないんだな、と悟りました。。。

まぁ翌日も日曜だし、しょうがないかと😑

もう出航してるし、マジでしょうがないので翌日に備えて すぐ寝ました。

 

外海に近づいたからか、寝てる間に フワーっと揺れる感じが強くなり、何度か目が覚めました。

伊豆大島は序の口で この先からヤバいみたいですね。

でも風が強かったからか降りてからも結構フワフワしました。


朝6:00 大島港着。

路線バスがたくさん用意されていて、続々と大島温泉ホテルに向かいます。

そこで入浴、朝食、荷物を預けるというスケジュール。

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バイキング形式。これから登山なのでたっぷりと。
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さらに 三原山を一望できる源泉かけ流しの絶景露天風呂に入り ゆっくり♨️

ホテルに置かれている溶岩↓

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本来はここで荷物を預けるというスケジュールでしたが、予定変更。

帰りは大島温泉ホテルに戻らず、直接 港に向かい、早めの船に乗れば土曜のうちに帰れるということに。

ただ、私は会社から直で行ったので、荷物は預ける用で来ました…  ザックは小さく、背負って登れる感じではありません💧

山頂口のお茶屋さんで預かってくれるかも、という情報を得て とりあえず出発。

 

心配なまま 路線バスで三原山頂口へ。

ありがたいことに お茶屋さんにロッカーがあり、無事 荷物を預けられました!助かった!

これ お茶屋さんが閉まってたら、オワッてましたね。

 

さ、荷物を預けて 心も身体も軽くなり出発です!

三原山全景がバーンと見えます。
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舗装された遊歩道を進みます。

とにかく今日は風がスゴい🌪️

 

↓これは山が噴火した場合、逃げ込むシェルター

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1986年溶岩流先端部

ここまで溶岩が流れてきたという場所🌋

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説明

1986年11月19日、三原山の山頂火口からあふれ出た溶岩は斜面を流れ下り、それまであった遊歩道の上を覆って、ここで止まりました(皆さんの後ろにある道が旧遊歩道です)。

溶岩流の先端部の厚さは約5メートル。表面はゴ ツゴツしたたくさんの岩の塊に覆われています。 このような溶岩を「アア溶岩」といいます。

この解説板の右前方から溶岩流の上に登って、 噴火当時の溶岩の流れを想像してみてください。

 

アア溶岩

溶岩が流れるとき、外気に触れている表面は先に冷えて固まりはじめます。しかし溶岩の内部は高温を保ち流れ続けるため、冷え固まった表面が砕けて、ゴツゴツとした岩の塊をたくさんまとった状態になります。

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ゴツゴツの溶岩が広がっていますね。
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登りきった辺りで鳥居が見えてきます。これが三原神社。

鳥居越しに富士山を眺められるということですが…

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うーん、ちょっと見えないかな。

 

もう風が凄過ぎて体力を奪われる。

お昼ごはんも立ったまま おにぎりを ささっと食べて終わり🍙

 

お鉢巡りも危ないから やめようという話でしたが、うっかり 間違えて お鉢巡りの道へ。

私は巡りたかったので良かったのですが。
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写真じゃ伝わらないけど、とにかく暴風🌀

白波が立ってます🌊

ヨロヨロしながら歩きました。
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そして ついに
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迫力の噴火口!

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直径が約300~350メートル、深さ約200メートル

なんか色もスゴい。荒々しさが健在です。

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今でも湯気が上がっているところがあります。
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ぐるっと巡ってきたら、鳥居越しに富士山がうっすら見えた🗻!
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噴火時、溶岩流が三原神社は よけて通ったという話⛩️
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ゴジラ岩↓ 横顔がゴジラです。
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お鉢巡りから裏砂漠の方を通る予定でしたが、風で砂が舞ってるだろうということで 元 来た道を戻ることに。

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しょうがないですね。

ハイキングマップ通りになりましたね。

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山を降り、登る前に気になっていた辺りを散策。

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説明書きも しっかり読めました。

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(説明)溶岩だってシワがよる?

この辺りで見られる溶岩は安永時代の大噴火(1777~92年噴火)で流れ出たものです。安永の大噴火は山頂火口から始まり、溶岩噴泉やスコリア (穴だらけの黒っぽい小石)を大量に噴出して三原山を作った後、三原山北西のこの付近から溶岩が続々と噴き出しました。

これらの溶岩はふくらんだお餅のように丸みを帯びたものや、縄を並べたようなシワがよっているものなど、特徴的な形をしています。これはマグマの粘り気が弱いときにできる形態です。このような溶岩を「パホイホイ溶岩」と呼びます。

「パホイホイ」は 「なめらかな溶岩」という意味のハワイ語

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朝 来た所に戻ってきた。

あれに登ったんだなー⛰️↓
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バスまで時間があったので お茶屋さんでお土産選びと小腹満たし。

明日葉の天ぷら!
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明日葉は三原山の特産ですね。

たっぷりあって、サクサクで最高でした。

私は荷物を取って帰る準備🧳

 

港に向かうバスに乗り、観光気分🚌
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馬がいる🐴
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バスを乗り継ぎ、港へ。

http://www.oshima-bus.com/

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元々 ジェット船の予約を取っていたものの、欠航になったので 便を変更したワケですが、せめて雑魚寝できるような所があてがわれるのかと思いきや、通路にビニールシートをひくとのこと!!!

イヤなんですけど…

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今日中に帰るには それしか方法がないというで已むを得ず…床に座りました…

たまに甲板に出てみたりしましたが 風が強くて寒いし長居は出来ません。

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乗船前に買った「べっこう寿司」を食べて気持ちを慰めます😭

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本来は竹芝行きでしたが、横浜にも停まるというので そこで下船⛴️

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横浜らしいキレイな夜景を見れたので 少し気分も晴れました。
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ツアーでガイドして下さる方がいたから良かったですが、コレ 個人旅行だったら気持ち的にサンザンだったでしょうね…

まぁ珍しい経験が出来たということで。

登りたいと思っていた山にも登れたし、トータルでは良かったです😊

 

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