Silk’s 旅diary

お散歩から長距離まで、旅の色々をつれづれと。

【ロシア】⑦エルミタージュ美術館

 

2日目に早速エルミタージュ美術館へ。

 

午前中の様子はこちら↓

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今回のロシア旅行の目玉のひとつ、エルミタージュ美術館までやってきました。

ずっと来てみたかった美術館です。f:id:silk-diary:20200624213411j:image
敷地の横から すっ、と入ってもよかったんですが、なんとなく このアーチがあるほうが入口かなと思って こちらからアクセスしました。

道の曲がり具合が地図上でもわかりやすいです。 


サンクトペテルブルクを訪れるなら必ず行くであろう、世界3大美術館のエルミタージュ美術館

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エメラルドグリーンの色合いがとてもキレイ。

ようやく来れた、と感慨深いです。

 
さて、私は事前予約したのですが、事前予約の方法はこちら↓ 

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必ず印刷したEチケットを持参しましょう。

そして月曜日は休館なので、プランニング時は気を付けましょう!

 

事前予約した場合は こちら↓の Eチケット専用の入口に向かいます。


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上左の写真と 右の図を見比べてください。

写真はアーチのほうから入ってきて、宮殿広場(Palace Square)で アーチを背にしている状態です。(右の図では半円状の所がアーチ。赤線は電車で来た場合を示しており、アーチは通っていません。写真の私は右の図の’Square’の字あたりにいるイメージ。)

写真のエメラルドグリーンが濃い建物が 図の中のWINTER PALACE。

その右のグレーの建物が図には表示されていませんがSMALL HERMITAGE。

そのSMALL HERMITAGEの右側の通路が 図の赤い矢印が入っていく所です。

グレーの建物を過ぎたところの細い道を左に入っていきます。

(下の図でいう緑の印。下の図は川側から見た様子。)

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本当にほっそりした道なので心配になりますが、これ↓を目印に行きましょう。

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この入口を入り 通路をすこし歩いていくと、左側にEチケット専用の入場口が見えてきます。

(下の図でいう水色部分がSMALL HERMITAGE。途中にある緑の矢印マークが入口です。)
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入口自体は小さめで、木製っぽい扉なので本当にココかな?という感じ。でも大丈夫です。
プリントアウトしておいたEチケットの右上にあるバーコード部分をゲートのセンサー部にタッチさせます。

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これで無事 入場です。

ちなみにお値段は2019年7月のレートで、2人分 3,960円でした。

 

チケットがない場合は写真のようにすごく並びます!


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上の写真は 私はもう中にいて、行列に驚いて思わず写しました。

事前予約すれば全然 並ばないし、そもそも並ぶ時間がもったいないし、日焼けするし、この後 美術館の中を ただでも たくさん歩くのに、外で待って疲れてちゃうなんて…事前予約しないテはありません。

(開館直後はEチケット専用窓口も少し並ぶようです。)


世界中から人が集まりますし、特にハイシーズンの夏は何時間も待たされる可能性があります。

 

エルミタージュ美術館に並ばずに入るには

1. Eチケットを事前に購入

2. Eチケット専用入口から入館すること

です! 全然難しくないのでトライしてみましょう。


さて、入ったらフロアマップをもらい、いざ中へ。

エルミタージュ美術館は、とにかく大きく展示数が多いので、すべてはとても見切れません。


見学の際は、ある程度 何をどんなルートで見るかを決めておいたほうがよいです。


私は地球の歩き方にならい見学

(でも時間切れになりました。)

 

大使の階段 → 宮殿装飾(大玉座の間等) → パヴィリオンの間(孔雀の時計) → イタリア美術(ダヴィンチ、ラファエロティツィアーノ等) → ゴヤ、エルグレコレンブラント等 → 新館に行ってルノワールピカソマチス、ファベルジェの宝飾品 → 旧参謀本部の部屋も見たかったけど時間切れ

 

こんな感じでまわりました。

 

大使の階段(ヨルダン階段)

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いきなり スゴイです!

美術館って通常 絵画などの美術品を見るものだと思いますが、ここは美術館が美術品✨

 

階段を上がると、女神とピョートル大帝の絵画が描かれた「ピョートル大帝の間」、金色の「紋章の間」、皇帝による謁見の間「大玉座の間」などがあります。

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空中庭園を見ながらパヴィリオンの間に進み、こちらの見ものは孔雀時計

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旅行の直前にちょうどテレビで見たので、感激しました。

エカテリーナ二世の愛人だったポチョムキン公爵からの贈り物。

からくり時計で、孔雀が動く映像は横にあるテレビで流されています。

結構な大きさで、あまり時計という感じはしませんが、細工には目を奪われます。


14時過ぎ、ちょっとお腹もすいたのでお茶 兼ランチをはさみました。

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カフェは一階に何ヶ所かありましたが、どこも混んでいて ゆっくりは出来ない感じです。

値段は チキンとベーコンのサンドイッチが350P、デニッシュが120P、ジュース(シュウェップス)が150P。2019年7月のレートで1,086円でした。

 

見学を再開し、ダヴィンチの間、タイタンの間、ラファエロの間を通りますが、この辺りはすごく混んでいます。団体客が絵の前で解説を聞いたりしているので、その間に違う絵を見て戻ってきたりしました。

 


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アーチのあるベージュ色の建物が旧参謀本部で、その一部がエルミタージュ美術館の新館です。
こちらも並びます。
ルノワールピカソマティスなど、これでもか、というほど展示されています。

有名な絵も多く「あー、この絵はここにあったのか~」という発見もありました。

 

私が今回楽しみにしていたファベルジェの作品も一点ありました。


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参謀本部の部屋も見たかったのですが、時間切れで見れず…。

 

もっとじっくり見れたらよかったですが、でも十分楽しめました。

また来たいです。


以下は注意点です。

美術館見学中も身の回りの貴重品に十分注意しましょう。観光客美術品をじっくり見ている間を狙ったスリが多いようです。カメラやスマートフォンにも要注意。

あと 履き慣れた運動靴で行くのがいいと思います。すごく歩きます。

 

月曜日はお休み
第一木曜日は入場無料(ただし激混み)

水曜日・金曜日は夜9時まで(ややすいているようです。)

 

あと、一点だけお伝えしたいことが。

ミュージアムショップの値段が良心的!

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ものにもよると思いますが、マグネットとか色々すごく良心的でした。要チェックです。


最寄り駅は地下鉄5番線(紫)「アドミラルチェイスカヤ駅」から徒歩3分、2番線(青)「ネフスキー・プロスペクト駅」から徒歩10分です。